邦題『ジャッカルの日』。
フランスのド・ゴール大統領に差し向けられた暗殺者、
「ジャッカル」の行動を描いたフィクションです。
予備校生の時に、生まれて初めて買った「原書」です。
イギリスの俳優が主演した古い映画を観て、原作を読みたくなったので。
最初に買ったのは英語学習者向けに易しく書き換えられたバージョンでしたが、
それでは話が物足りなくて、分厚い原作にトライしました。
当時は恐らく話の半分くらいしか理解できなかったと思うのですが、
映画では割愛されていたはずのシーンも鮮烈な映像で頭に残っているし、
どんどん先を読みたいものだから、知らない単語があっても適当に推測して読み進めるという、
いい癖がつきました。
また、教科書の英語とは全く違う表現が、とても新鮮でした。
いまだに頭に残っているのが、例えば、
He walzed away. 「彼はワルツを踊るように去っていった」や、
He washed, shaved and dressed. 「彼は顔を洗い、髭を剃り、服を着た」。
簡潔で、いかにもハードボイルドな雰囲気ですねぇ(ほんとかいな?)。
暗殺者ジャッカルがゲイに扮したときの描写に思わず興奮して(笑)、
「英語ってすごい」と漫画サークルの会報で報告したら、
会長が「ポルノなどは、英語の方が迫力があって面白いようです」と返事を書いていました。